不調

今日はとてつもなく体調が悪いです。

周りの音が気になって、仕事に集中できません。

そして、できたデータを何度も確認しないと前に進めないのです。

確認だけで時間がかかってしまい、仕事が思うように捗らず、歯がゆいです。

完璧を求めすぎるからこうなるのでしょうか。

ミスが怖いのです。

そして、夜はしっかり寝れているはずなのに眠気も酷く意識が飛びそうになることもあります。

体調が悪い時は何をしてもどうしようもないです。

嫌な確認行為も本能にしたがってやるしかない。

でもその確認が常習化しないように気をつけねばいけません。

昨日はこれだけ確認していたのに今日は1回の確認で終わるのはおかしい、と思ってしまい、1回の確認で大丈夫なところを無駄に何度も儀式のように確認してしまうからです。

無駄な確認はなるべくしたくないですし、確認すればするほど余計に分からなくなることも多々あるので、それだけでメンタルが崩壊しそうになります。

体調が良くなったら5回していた確認を1回にできるようにする。

それが今の目標です。

目標は小さく沢山あった方が良い気がします。

小さな目標でも達成した時には達成感がありますし、次の目標もたてやすいです。

今日はゆっくり仕事をこなし、休みの明日は1日泥のように休みます。

原因なき不機嫌

最近自分でも分かるほど私は不機嫌です。

夫には本当に申し訳ないです。

不機嫌の原因が何なのか、考えてみましたがおそらく理由のない不機嫌です。

更年期でしょうか…。

確かに汗もかきやすいですし、メンタルも不安定です。

強迫性障害の影響かと思っていましたが、これはそれだけではなさそうです。

イライラしていると、普段普通にできている家事も失敗したりします。

それにより更にイライラして悪循環なのです。

そしてイライラしたことにより、後悔するのです。

これはどうにかしなければいけません。

こんな時立ち上がる方法は自分で分かっています。

まず、頭をからっぽにして、ただぼーっとします。

すると、喉が渇いたとかお腹がすいたなどの感情がまず出てきます。

何を飲みたいか、何を食べたいか、好きなものを選択します。

そして喉を潤しお腹を満たすと、不思議と自分の興味があることに感情がシフトします。

映画を見たいとか、ちょっと出かけようかなとか。

好きなことをしているうちに、自然と気分も持ち直しているのです。

もし、何もする気がおきなかったら、うつ病のサインなので、その時は病院へ行きますが。

今週末は、自分の素直な感情に従う週末にしようと思います。

鏡の自分

鏡の中の自分が、自分ではない気がする時がありました。

前の仕事で心身共に疲れていた時です。

私ってこんな顔だっけ…?

こんな表情だった?

すべてが分からなくなった時がありました。

でも誰にも言えずにいました。

同じ頃、今まで大丈夫だったはずなのに、階段を降りるのが怖いと感じるようになったのです。

これはいよいよおかしいと思いました。

私の中で何かが悲鳴をあげている、と。

すぐに仕事を休み心療内科へかけこみました。

診断は抑うつ。

強迫性障害と並行し、病状は悪化していたのです。

私はすぐに仕事を辞めました。

身体を壊してまで働きたくはありません。

どんなに会社のために頑張っても、会社は何もしてくれませんから。

今は鏡を見てもあんな不思議な感覚はありませんが、今思い出しても恐怖です。

自分が自分じゃない気がするなんて。

ちなみに階段は今も怖いままですが、階段を降りるペースが格段に落ちただけで日常生活に支障はありません。

強迫性障害を患っていると、嫌な数字に敏感になったり、先端が尖っているものに恐怖を覚えたり、小さな恐怖が付きまといます。

薬を飲んで症状が落ち着いてはいても、克服はしていません。

日常生活に縛りや、不自由さを感じながら生きていくしかないのです。

でもそれがすべて不幸かと言うとそうでもないです。

繊細で敏感な私は、周りの知らなくても良いことまで感じ取るだけではなく、知っておいて良かったことも感じることができます。

プラスではなくても、プラマイゼロ。

そう考えてこれからも、強迫性障害と共に生きていきます。

時間の使い方

フルタイムで忙しなく働いていた時に比べたら時間の使い方が下手になったなと思います。

当時は少ない時間でも予定を組み込んでうまくタスク消費をしていました。

今は正直無理です。

時間に余裕がないと焦りますし、空いた時間に何か予定を入れて1日のスケジュールを満タンにしたくないです。

それはそれで充実しているのでしょうが、今の私には難しいですね。

時間に追われるより、ゆったりのんびり生きたい。

それが今のスタイルです。

ただ、強迫性障害には時間が無い方が良いのかもしれないと思う時があります。

時間があればあるほど確認に費やしてしまいますから、時間が短ければ確認も短くて済みます。

ただ、短い時間だと相当プレッシャーがかかるので、身体には悪いと思いますが。

最近は夫の助けもあり、確認行為を最小限に抑えることができています。

ただ、これは根本的解決にはなっていないことは分かっているのです。

逃げているだけ。

それでも、本当に辛い時は逃げてもいい、自分が自分らしくいるために必要ならば。

そう思って生きています。

転職

今の土地に来てから5年経ちますが、その中で私は5回転職しています。

最初の会社には2年ほど勤めましたが、他は1年ももちませんでした。

休職期間もあったり、内職なんかもしたりしていました。

夫がいるおかげでこんなワガママが通じたのだと思っています。

転職の原因は色々ありますが、まずは私の物覚えが悪いことが影響しています。

また数字にとても苦手意識があり、実際弱いです。

簡単な計算などでも、不安で何度も確認し、時間がかかってしまいます。

物覚えが悪いことに加え、仕事も遅く、速さも正確さもないです。

その事に対して何か言われると一気に萎縮し、もう無理だと諦めてしまいます。

仕事を変えたからと言ってリセットされる訳ではないのに、結果仕事を変えるのです。

元々最初の会社でメンタルを痛めつけられ、傷が癒えないまま転職したので、正直まともに働ける訳がなかったのです。

最初の会社を辞め、そんな理由で3社転々としました。

その後今の会社に入社しましたが、不安でいっぱいでした。

しかし、トレーナーの社員の方が仕事を丁寧に教えてくれたので、かなり助かりました。

何度もでも分からなかったら聞いてくださいと言ってくれたのも嬉しかったです。

ただ、その方がどうという訳ではなく、私は見られながら仕事をするのがどうにも難しく、プレッシャーがありました。

そして余計なミスをするのです。

それで辞めようか考えていましたが、今はその方が在宅で働いているため、良い職場環境になっています。

そしてなんとか1年たちました。

今は自分に合った働き方だと思っています。

色々な仕事をして良かったのは、柔軟性が身についたということです。

色んな会社があり、社内の雰囲気や、社内ルールも様々です。

転職が多かったせいか、それはどこでもすんなり受け入れられます。

学校卒業から定年まで、同じ会社に勤めるのは理想だと思いますが、転職組にもメリットはあるのです。

その分もちろんデメリットの方が多いですがね。

でも私は転職が多いことは後悔していません。

色々経験できて良かったと思っていますし、今後また夫の転勤でどこかへ行っても大丈夫です。

そこは大丈夫な自分になりました。

眠気

定期的にどれだけ夜寝れていても昼間の眠気が酷い時があります。

休みの日は、朝の家事を終わらせたら寝て、お昼を食べるために起きてまた寝る、そんな感じで正直勿体ない休日を過ごすことが多々あるのです。

休日は思いっきりダラダラして、ぼーっとするのは心と身体の回復に重要だとは思うのですが、さすがに寝てばかりだと1日が早いし、余計疲れます。

病院でも相談したことがあるのですが、私が飲んでいる薬にそこまで眠気が出るものはないらしいです。

薬のせいではないとなると、原因が何なのか、正直分かりません。

ただ、眠気について調べていると、うつ病だと眠気が酷いことがあるそうです。

特に秋冬など季節も関係するそう。

まだまだ暑い日が続きますが、季節は秋です。

私ははっきり、うつ病と診断された訳ではありませんが、抑うつと診断されたことはあります。

心や身体が疲れているのかもしれません。

勿体ないですが、休養期間の充電と考え、休日は眠気を我慢せずダラダラ過ごそうと思います。

昔は、休日は出かけないと勿体ない!と思っていた私も今は家が大好きです。

かといって遊びに出かけるのも好きなので、バランスよく今後も適度な休息と遊びをしていきたいです。

強迫性障害の確認行為

強迫性障害に確認行為というものがあります。

代表的な所で言うと、戸締りを何度も何度も確認することです。

それは一度の確認では不安だから、不安を払拭するためにする行為です。

しかし確認行為をしたから、不安が解消されるのかと言うと実はそうではありません。

ではなぜ繰り返し確認行為をするのか。

それには正直意味がないのです。

繰り返し確認をしているうちに戸締りがされているかどうかも分からなくなります。

でも一度の確認では不安、その不安を払拭するために確認を繰り返し、余計不安になる。

正直、悪循環です。

それでも、冷や汗が出ようが、意識が朦朧としようがやめられない。

終わりが見えないのです。

大丈夫と分かっているのに、確認しなければ気が済まない。

どこかで無理やり確認を終わらせると、不安がずっと付きまといます。

だから、自分を無理やり納得させて確認行為を終わらせるのです。

それが強迫性障害の確認行為です。

今までの私は確認行為をする朝の出勤前だけで疲れていました。

夫にまだ話せていないうちは、夫が見ていない所で何度も何度も確認行為をするのです。

隠していたのは恥ずかしい行為と自分でもわかっていたからです。

今は夫にすべてを話し、協力してもらうことで苦しさからは逃れました。

夫に絶大な信頼を寄せている私は、夫が確認すれば、一度の確認でも大丈夫なことに気付いたのです。

それを病院で話したら、先生が「そういう人は珍しいね」と言っていました。

馬鹿らしいことに付き合ってもらって、夫には感謝しかありません。

しかし、これで解決したとは思っていません。

根本的に私は治癒している訳ではないからです。

夫が出張の時はひとりでどうにかしなければいけないし、ひとりで出かける時ももちろんありますから。

そして確認行為は戸締りに限ったことではありません。

例えば小説を読んでいても映画を見ていても、何か引っかかると、戻って何度も見るため前に進まないのです。

映画館には行けませんし、気になったまま先に進もうとしても気になった部分が頭を支配して小説や映画どころではなくなります。

根本から治すのは不可能。

それが私が出した答えです。

だから確認行為をしなくても良いように日々生活していきます。

それが今、強迫性障害と付き合っている私のやり方です。

知ることと知らないこと

はじめて強迫性障害と診断されたのはまだ実家で暮らしている時でした。


母も一緒に病院へ行き、先生に水道代がバカ高いと私が症状を言うより前にまくし立てました。


寡黙な先生が言った
「強迫性障害ですね」
の言葉は今でも忘れられません。


今は、うつ病や、ADHDなどの方に優しい世の中だとは思います。


でも昔は違いました。


ネット環境もそんなに普及しておらず、自分で調べることも難しかった世の中。


強迫性障害なんて、未知の言葉は自分ですら受け入れることは難しかったです。


ただ、この辛い症状に病名があることに何故か安心して、涙した記憶があります。


それから20年ほどずっと病院には通っています。


夫の転勤で地元を離れ、今いる土地でも通院していることは両親には伝えていたし、分かっていると思っていました。


しかし、ある日父に電話で言われたことに衝撃を受けました。


今私は、甲状腺の病院にしか通っていないことになっていたのです。


あんなに辛い思いをしていた、強迫性障害がないことになっていました。


治ったとでも思っているのでしょうか。


ちなみに両親は認知症ではありません。


おそらく両親の中で、強迫性障害なんて名前も覚えられない未知の病はなかったことにしたかったんだと思います。


正直症状を話しても分かって貰えないことは分かっているので、そのまま、両親には話しを合わせています。


分かってもらおうとは思いませんが、私が病院に通っていることは知っていて欲しかった。


でも今は私の強迫性障害が、両親の中で消えている分、何も話さずに済むので逆に楽です。


病気の事は自分にしか分からないから、誰にも言わない。


そう思って生きてきました。


今は夫が最大の味方で、最良のパートナーなので、すべてを打ち明けました。


夫は知る努力をしてくれています。


だから、とても気持ちが楽になりました。


今のこの生活がとても好きです。

職場環境

強迫性障害を患うようになってから周りの音や匂いに敏感になった気がします。


正直職場でも周りの声が雑音に聞こえて、仕事が思うように進まない時があります。


それでもなんとかやっていますが、在宅が良いと思う時も多々あります。


昔に比べ、だいぶ敏感になりました。


ただ、今の職場は歴代の職場に比べてやりやすいし、環境は良いです。


この職場に来て、ちょうど1年になりました。


主人の転勤でこの土地に来てから、職場を転々としました。


ほとんど1年ももたず辞めました。


元々物覚えが悪いのと、コミュニケーション能力が低いことがあり、仕事や職場に馴染めず早々に辞めていたのです。


仕事ができないことで注意されると、恐ろしく落ち込み、仕事へ行くのが苦痛になります。


それがあり、1年ほどは仕事をせず、家にいました。


ようやく働いても良いかなと思えて今の職場に入り今に至ります。


ただ、フルタイムで働くとまた同じことの繰り返しになると思い、扶養内パートという働き方を選んだのです。


それは大正解でした。


今の生活は自分に合っているし、病気を患っていても今の自分が1番好きです。


それでも、仕事を始めたばかりの頃は、トレーナーである社員の見張りが厳しく、辞めようかとも思いました。


見られていると、思うように仕事ができず、余計なミスをしてしまうのです。


ただ、3ヶ月ほどしか働かず、辞めてしまった会社が2社ほどある前科があった私は、夫に相談。


夫の後押しもあり、もう少し頑張ってみることにしました。


今は仕事も覚え、独り立ちできたのに加え、トレーナーの方は在宅で働いているので、だいぶ楽になりました。


こちらに来たばかりの頃は気が張っていて、周りに溶け込まなければ、合わせなければと必死でした。


今はマイペースにできるようになり、あの時辞めなくて良かったと心底思います。


合う合わないはありますが、少しずつ合っていく仕事もあるのだなぁと感じるこの頃です。

大丈夫な自分

美味しいものを美味しいと、綺麗なものを綺麗だと思えるうちは大丈夫です。


それが私の大丈夫の基準です。


ただ、最近気持ちが低迷しているのもあり、身体が反応したのか熱を出してしまいました。


37度程度の微熱なのですが、普段平熱が35度の私には少々しんどいです。


併せて台風も来るとの事。


なんだか小さなストレスや心配事が溜まります。
自分の中で低迷期の乗り越え方は分かっていますが、なかなか上手くいかない時も多いです。


落ち込む時はどん底まで落ち込まないと私は這い上がれないようです。


今多分底辺なのであとはアガるだけ。


そう言い聞かせて、どうにか仕事を乗り切ります。


今はやりたいことより、やらなければいけないことを優先させないと、やりたい意欲が湧かないのです。


やらなければいけないことを優先してやっていると自然と無心になれるので余計な事を考えなくてすみます。


自分が何をやりたいか、何者になりたいか、ハッキリ分かっている人は羨ましいですし、尊敬します。


私は昔から自分が何をしたいのか、夢も何もなかったからです。


ただ、親に言われるまま短大へ進み、就職しました。


後悔がないと言えば嘘になりますが、特に波風はありませんでした。


多分強迫性障害にならなければ、また別の人生だったかもしれません。


でも今はこの生活が最高に幸せだし、強迫性障害ともうまく付き合ってあげているのでおそらく大丈夫です。


もっと大丈夫な自分は求めません。


ただ、平凡に幸せに笑って暮らしたいです。