私について

まずは簡単に自己紹介からします。

私は、現在夫と猫とゆるゆる暮らしている43歳主婦です。

扶養内で事務パートはしていますが、フルタイムではありません。

ブログを始めようと思ったきっかけは、私の病気が関係しています。

私がこの病気になったのは、20年ほど前。

当時、ホルモンバランスの病気である、バセドウ病になってしまいました。

バセドウ病は、疲れやすいとか、脈が速くなるなどの症状のみで、さほど辛いものではありませんでした。

しかし、少しして、ある異変に気付いたのです。

当時正社員で事務職として働いていたのですが、小さなことが気になるようになりました。

例えば、汚いであろう場所を触ってしまった、トイレが汚かった、手は洗ったけど体の他の部分が汚い気がする。

そんなことが頭の中を占領するようになり、仕事帰りの車の中で、1日の気になる出来事を頭の中で何度も反芻するようになりました。

そして、ひとつひとつ、大丈夫大丈夫と自分に言い聞かせます。

頭では、そんなの気にしなくても大丈夫だとわかっているのに、心が許してくれない。

ようやくなんとか自分をなだめて、家に帰ることができます。

しかし、家でも手を洗う回数が異常に増えたり、お風呂時間が異常に長くなったり、目に見えて異常行動が増えました。

当時実家暮らしだったため、水道代が異常に増えたことに母が怒り、私を監視するようになりました。

「そんなに何度も手を洗わなくても大丈夫」

と、怒られても、やめられません。

自分で納得するまで行動しないと気が済まないのです。

そんな気が狂いそうな日々の中、父が病院へ行くことを提案してくれました。

当時はそんな病気があることも知らなかったし、まさかその症状が病気とも思いませんでした。

ただ、自分を責める日々だったのです。

病院へ一緒についてきた母は、先生にまくしたてました。

シャンプー代、水道代、言うのはお金の事ばかり。

寡黙な先生がその症状を聞いて、言った一言は

「強迫性障害ですね」

でした。

十分な説明もなく、もちろん聞いたことのない病名で、今のようにネットの普及している時代でもないため、自分で詳しく調べることはできませんでした。

しかし、病名があったんだ、私は病気なんだということにとても安堵し、涙が溢れました。

その後もらった薬は合わず、吐き気や眩暈と戦いました。

母は無理やり私に薬を飲ませようとしましたが、再度病院へ行き、症状を話したらすぐに薬を変えてくれました。

手洗いや、お風呂時間は短縮されたものの、それでも昔のように生活はできていません。

今は、この病気とは一生付き合うしかないのだと思っています。

ブログでは、病気の事を中心に日々の生活を綴っていきたいと思います。

同じ悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。