アダルトチルドレンというワードを目にしました。
子どもの頃の家庭環境や親との関係でトラウマを抱え、大人になってもその影響を感じている状態を指す概念だそうです。
特徴として、過度な自己責任や自己否定、自己肯定感や自尊心が低いなどがあるらしいです。
病気ではないようですが、私も当てはまると思いました。
そしてアダルトチルドレンと呼ばれる人達には、多くの場合反抗期がなかったと言われているそうです。
まさに私でした。
親が反抗を許さなかったのです。
少しでも反抗すれば家を追い出される恐怖がありました。
他に行くところも、反抗する勇気もない私は親に従うしか無かったのです。
もちろん反抗されたい親なんていないでしょう。
ただ、大多数の親は大人になる第一歩だと反抗期を認識してくれています。
私の親は違いました。
そのため、私は大人になりきれず、親の支配にまだがんじがらめにされたままです。
親離れできていないのかと言われたらそれは違います。
親はまだ子離れできていないことが分かります。
離れていても、私には親の支配の影が付きまといます。
心身ともに自立するにはどうすれば良いのか、分かりません。
独特で支配的な親の元に産まれた私には、どうやったら支配から抜け出せるか、分からないのです。
いつかわかる時が来るのでしょうか。
ただすべてのアダルトチルドレンへ言えるのは
「私たちは悪くない」
ということです。
今の状況は自分のせいでもなんでもない、不運な状況が続いただけ。
決して自分を責めないでください。
私も自分を責めた時期がありました。
でも今は違う。
どれだけ自分を認めてあげるか、それがアダルトチルドレン脱却の方法なのかもしれませんね。