イヤホン

私は電車やバスでイヤホンをしたくありません。

イヤホンで好きな音楽を聴きたい時が、通勤時にはあるのですが、周りの音が聞こえないのが不安なのです。

電車内のアナウンスや、人の話し声の方が良いのです。

変わっているとは思います。

でも五感のうち、1つを奪われると言葉に出来ないほどの不安に襲われます。

何かあったらどうしようと考えてしまいます。

あるネットニュースで、

「心配事の9割は起きない」

と誰かが言っていました。

でも1割は起こるかもしれない。

そう考えた自分は臆病者です。

いつもああなったらどうしよう、こうなったらどうしようと不安ばかりです。

リスクヘッジは大事ですが、考えすぎは病気ですね。

私は強迫性障害なので不安をあげたらキリがありません。

多分、100パーセント大丈夫と言われても信じられない気がします。

こんな自分が嫌です。

でも大丈夫、大丈夫、私は私。

日々自分に言い聞かせます。

子守唄のように。

説明のできない感情

私は何か合わないな、とか、何か違うなという漠然とした感情を大事にしています。

理由は分からないけど、何となくこの人とは合わないなと思う人は、後々必ず明確な理由が見えてきます。

説明のできない嫌な感情を、言葉にするのは難しいです。

そして、そんな感情を抱いてしまった相手に申し訳ない気がします。

でも、何か嫌は、必ず後々理由が分かります。

私は人の印象は第一印象で決まると思っています。

いくら取り繕っていても、やはり何かの綻びは見えますし、綻びのない人ほど物凄いものを秘めていたりします。

第一印象で人を好きになることはありませんが、第一印象で人を嫌いになることはあります。

それは私の直感が教えてくれていると思っています。

本能には従います。

かといって、急によそよそしい態度を取ったりはしません。

ただ、1歩引いて様子を見ます。

実は何も原因が分からなくても、第一印象で嫌だなと思った人には私は心を閉ざします。

人との関わりはストレスになりやすいですから、なるべくは避けたいのです。

一種の防衛本能ですね。

今辛い貴方へ

大好きだったことができなくなる、楽しかったことを楽しめなくなる、そんな病気があります。

仕事で辛くても綺麗なものを見たら心があらわれるはずなのに、綺麗なものを綺麗と感じなくなる病です。

うつ病はそこに代表される病気ですが、私の強迫性障害にもそんな時期がありました。

何もやる気が起きない自分にイライラし、物にあたり、またイライラする、繰り返しです。

今まで通常出来ていたことができなくなる、それは自分でも驚くほどショックな出来事です。

春はあ…け…ぼ…の、春は…、は…る?

こんな感じで本すら読めなくなります。

先に進まないのです。

何度も何度も、暗記するほど同じところを繰り返し読んでも、頭に入らない。

暗記しているなら頭には入っているはずなのに、言葉を理解しない。

想像以上の恐怖が、この病にはあります。

今私は、おうち時間を充実させるため、食器や生活雑貨を揃えるのが楽しみになっています。

それがある日、まったく魅力を感じなくなったとしたら…。

とても恐ろしいです。

他の何かに興味が移ったならそれは良いのです。

人の気持ちは移ろいやすいですから。

でも、何にも興味がなくなってしまったら、それは心の「助けて」のサイン。

すぐに休息を取りましょう。

誰も貴方を責めません。

責める人がいたら、それは貴方を心から心配していない人です。

そんな人とは距離を置いてください。

辛い時、寄り添える何かがある、誰かがいる、それだけで人は救われます。

救いの手を取る事ができたら、あとはあがるだけ。

どん底から這い上がりましょう。

どんなに辛くても、どん底でも、上を見上げれば空があります。

空には届かなくても、手を伸ばせば、近くにいけます。

そうして1歩、また1歩、前進すれば良いのです。

急がなくていい、焦らなくて良い、自分のペースでゆっくり大事な1歩を刻みましょう。

堕ちる

体調が悪い時は、過去の嫌なことを思い出しがちです。

過去の失敗を悔やんでも仕方ないのに、何度も何度も自分を責める言葉が次から次へ止まらなくなります。

特に次の日が仕事の夜に、考えがちです。

「あ、やばい、堕ちる」

と思った時にはもう堕ちています。

そんな時はいつもはすんなり出来ることも、後から大丈夫だったかなと考えてしまいます。

例えば、あの時手を洗ったかなど、小さなことです。

嫌だったことは覚えているのに、いつもしていることを忘れてしまいます。

夜なら、好きな動画を見たり、音楽を聞いたりしてとにかく早く寝ます。

考えるような映画やドラマは見ません。

なんとなく無心で見れるようなYouTubeを見ます。

ただ無心で見ていると、ふと良い言葉などが心に刺さる時があるのです。

同じような悩みを抱えた方のVlogのYouTubeが好きでよく見るのですが、その方々はかなりピッタリくる表現をしてくれます。

ただ、気分の盛り上げ方は人それぞれなのであまり参考にはしません。

これをしたから、必ず気分が上がるということが私にはないのかもしれません。

気分が堕ちているレベルにもよりますが、結構堕ちている時は、何をしてもダメなことは分かっているので、ただその気分が過ぎるのを待ちます。

上がるきっかけは、本当に小さなことです。

誰も気にとめない出来事が、誰かの気分をあげる助けになるかもしれない。

きっかけは些細なことでも、それは大きな力になります。

私も世間にプラスになれるようなそんな存在でありたいです。

ブランド

20代の頃はブランド品が大好きでした。

ブランド品を持っているのがステータスだと思っていましたし、10代では知らなかったブランドを知れるのが楽しかったのです。

いつの頃からか、ブランドには一切興味がなくなり、デザインや機能性重視になりました。

比較的安価なブランドだと、同じようなデザインが目につきます。

それが、そのブランドの一種の目印なのかもしれません。

でもいつからか、他人が持っていないものを持ちたいと思うようになりました。

奇抜とか個性的なのではなく、ただ自分が心ときめくものを持ちたいと思うようになったのです。

安いバックや服でも素敵なものはたくさんあります。

かといって、ブランドを全否定するかというとそうではありません。

ブランド品にも魅力的なものはたくさんあります。

ただ、私の収入には見合っていません。

背伸びしてブランド品で身を固めるより、身の丈にあったもので十分なのではないかと思うのです。

他人にどう思われようが自分は自分。

好きなものを好きと言える大人になっていきたいですね。

腫れ物

私が強迫性障害を誰にも言わないのは、ただ単に心を許していないのもあります。

でも1番は腫れ物扱いされたくないからです。

多分私が友達から、うつ病だと聞かされたら通常通りに接することが難しくなってしまうと思います。

小さなことで気を使い、自分の言動に細心の注意をはらいます。

私は周りにそんなことをしてほしくはないのです。

夫に打ち明けた時も、不安はありましたが、夫は今でも変わらず接してくれます。

それって、実は凄いことです。

私にはおそらくできません。

自分はやられたくないけど、相手にそれを求めるのはわがままですが。

デリカシーがない人と、真に優しさを持っている人では対応が違うと思います。

軒並な正論を言われるより、一緒に別の話題で笑ってくれるような人が私の理想です。

「強迫性障害?なにそれ?」

位のスタンスの方が楽なのかもしれません。

かといって

「心の病気なんて気合いでなんとかなるでしょ。」

なんて言われたら、その人とは絶対に付き合えません。

自分でも正直面倒だと思います。

だから、言わないのです。

そして、なるべく面倒だと思われたくなくて無理して周りに合わせようとします。

だから余計神経がすり減るのかもしれません。

私が強迫性障害を発症した当時は、心の病気なんてまだまだメジャーではありませんでした。

今は昔よりは、メンタルの病気に優しい世の中です。

メンタルを患っていても、それを個性と捉えて尊重できるような、そんな人に私はなりたいです。

ゆめ

昔から文章を書くのが好きでした。

作文コンクールなどでは何度も入賞させてもらったりして、将来は漠然と小説家になりたいなんて思っていました。

でも、自分がなんとか書き上げた小説を読み返し愕然としたことがあります。

文章力がない上に、基本から全てがダメだと。

かといって、一から学ぶほどの情熱はありませんでした。

大人になり、せめて文章を書く仕事をしたいと、ライフハック記事の執筆の業務委託をしたこともありました。

しかし、何度も何度も修正が入り、結果自分の考えた文章とは全く違うものが出来上がる、なんてことを繰り返し、長くは続かず辞めました。

書くのは好きだけど、好きなだけで上手くは無いから仕事にはしない方が良いと考えていた時です。

ふと、急に何の脈絡もなく、ブログを始めたいと思うようになったのです。

きっかけは本当に何も無く、ただ漠然とでした。

そこで色々調べ、最初は無料ブログをはじめました。

しかし、長く続けるならと、サーバーレンタルをすることに。

実はサーバーレンタルをするのは2度目です。

最初は、反響も分からず何も分からないまま何記事か書いて辞めてしまいました。

しばらくして、やっぱり腰を据えてはじめたいと、書き始め、今に至ります。

今は、書くことが何より楽しく、ライフワークになっています。

石の上にも三年、まずは3年を目標に続けていきたいです。

もちろん、その先も続けるつもりでいます。

昔は例えば、小説を書き上げても、発表できる場がありませんでした。

今は、小説サイトや、ブログサイトも充実していて、良い世の中ですね。

多くの才能を眠らせずに済みます。

自分が何をしたいかは、何ができるかより難しい問題だと思います。

小さな頃から揺るがない夢がある人は別かもしれませんが、それでもきっと周りの環境に左右されて、大人になったら夢を忘れてしまうかもしれない。

でも大人になっても夢を持って良いのだと、最近よく思います。

こうして、ブログを続けられることは幸せなことです。

いつか、私の夢も夢でなくなる日が来るのでしょうか。

努力したから叶うものではありませんが、自分が後悔しないよう、できることはすべてやり切りたいです。

毒プラス余談

私の夫は一般的に言って多分性格が悪いです。

でも、私にはいじわるをしません。

例えば私が会社で嫌なことを言われた人の話をすると、私では考えつかないような嫌味をその人あてに言います。

そこで私は「まぁ、そこまで言わなくても…」といつの間にか怒りが収まっていたりするのです。

夫は私の斜め上を行く毒舌なのですが、私に毒が向くことはないです。

だからこそ救われています。

私も性格は悪いです。

だから、私が言えないような文句を、口に出して言ってくれるだけで、なんだか私は救われた気がするのです。

私はずっと夫の味方です。

夫がそうしてくれているのと同じように。

人は綺麗事だけでは生きていけない。

嫌な感情は毒に変化します。

毒を吐かなければ体内にたまります。

たまにはそんな毒抜きが誰にでも必要不可欠。

自分って性格悪いなぁなんて思わなくて良いのです。

陽の感情の裏には陰の感情あり。

陰があってこそ陽が輝くのです。

余談ですが、なぜコロナ検査は陽性がコロナなんでしょうか。

明るい方がコロナってなんかちょっと違う気がするのは私だけでしょうか。

ピンヒールとスニーカー

私はまわりに影響を受けやすいかもしれないです。

前に会社の女性が「私、お姉さん系の服装ってできないし、嫌い」と言っていました。

そう思うのは本人の勝手だし、いいのだけど、当時私は思いっきりお姉さん系の格好をしていたのです。

嫌われてるのかとも思いました。

考えてみれば、私の会社の女性陣は皆ラフな格好をしています。

お姉さん系は私だけで、確かに浮いてるかも…。

そう考えたらいてもたってもいられず、ラフな仕事着を何着か新調してしまいました。

そして、翌日からさらりとラフな格好にシフトしたのです。

自分でも流されやすいとは思います。

昔いた職場は全員キラキラ女子で、皆ヒール必須。

私も負けじと足を痛めながらヒールをはいていました。

今思えばそんなに無理しなくてもと思うのですが、当時の私の中ではヒールが一種のステータスになっていました。

その時、1人だけ毎日スニーカーをはいている女性がいたのです。

陰口を言われていました。

ああはなりたくないと思う反面、羨ましくもありました。

どんな状況でも自分を貫けるのは素晴らしいです。

臆病者の私は、人と違うことをするのが怖いのです。

なるべく目立たず、好かれなくても嫌われたくない。

こんな自分は嫌だと思いつつ変えられない。

たまに本当の自分が分からなくなります。

私が今本当に必要としているのは、真っ赤なピンヒールか、ラフなスニーカーか。

再び病院

昨日休み明けで出社しましたが、昼間も咳が酷く、嘔吐くほどでした。

以前病院から貰った薬はなくなってしまったので、せめてそれだけでも貰いたいと会社帰りに病院を受診することに。

通勤は電車とバスのため、いつも車で通っている定期の病院には行けず、自宅近くの病院へ連絡しました。

すると、熱はなくても、念の為コロナの検査をすすめられました。

コロナ検査、好きな人はいないでしょうが、私もものすごく苦手で…

嫌だなと思いつつ、背に腹はかえられずです。

待ち時間がとてつもなく嫌でしたが、結果コロナではありませんでした。

いや、熱がない時点で分かってはいましたが、ひとまず安心し、無事薬も貰えました。

しかしまた夜発作のような咳に襲われ…

正直呼吸が止まるかと思いました。

いつまでこの咳が続くのか不安です。

咳が出始めると長引くのが、最近の私なので、喉はなるべく大事にしたいです。

今日も会社で、立て続けに咳が出るので周りの方に申し訳ないです…。

もちろんマスクはしていますが。

乾燥や、喉の痛みを和らげるため、白湯などは飲んでいますが、はたして効き目はあるのかよく分かりません。

咳で夜眠れないと、疲れやストレスで倒れそうになるのでそれだけは避けたいです。

コロナ規制が緩和されたとはいえまだまだ、コロナが流行っているそう。

自分の身は自分で守れる体力をつけたいものです。