ピンヒールとスニーカー

私はまわりに影響を受けやすいかもしれないです。

前に会社の女性が「私、お姉さん系の服装ってできないし、嫌い」と言っていました。

そう思うのは本人の勝手だし、いいのだけど、当時私は思いっきりお姉さん系の格好をしていたのです。

嫌われてるのかとも思いました。

考えてみれば、私の会社の女性陣は皆ラフな格好をしています。

お姉さん系は私だけで、確かに浮いてるかも…。

そう考えたらいてもたってもいられず、ラフな仕事着を何着か新調してしまいました。

そして、翌日からさらりとラフな格好にシフトしたのです。

自分でも流されやすいとは思います。

昔いた職場は全員キラキラ女子で、皆ヒール必須。

私も負けじと足を痛めながらヒールをはいていました。

今思えばそんなに無理しなくてもと思うのですが、当時の私の中ではヒールが一種のステータスになっていました。

その時、1人だけ毎日スニーカーをはいている女性がいたのです。

陰口を言われていました。

ああはなりたくないと思う反面、羨ましくもありました。

どんな状況でも自分を貫けるのは素晴らしいです。

臆病者の私は、人と違うことをするのが怖いのです。

なるべく目立たず、好かれなくても嫌われたくない。

こんな自分は嫌だと思いつつ変えられない。

たまに本当の自分が分からなくなります。

私が今本当に必要としているのは、真っ赤なピンヒールか、ラフなスニーカーか。