過去のことを思い出して恥ずかしくなることがあります。
あの時あんな言動をしてしまったと、思い出して後悔し、自分を責めるのです。
意味のないことですね。
だって過去は変えられないし、やってしまった事は取り返しがつきません。
でも別に犯罪を犯している訳ではないし、周りは意外と自分のことなど見ていないものです。
気にしなくても良い、分かっていても気になるのです。
だったら同じ過ちを繰り返さないよう、今後頑張れば良い。
そう気付いて少し気持ちが楽になりました。
ただ、気持ちが落ち込んでいる時はそんな前向きな考えも虚しく、マイナスの感情がどんどん私の中に流れ込んでくるのです。
私は嫌な感情をスポンジみたいに吸収します。
そうするとスポンジが重くて身動きが取れなくなり、結果気持ちはどん底に沈むのです。
昔あった嫌なことを思い出して自己嫌悪し、自分で自分を苦しめます。
スポンジはどんどん膨らみ、悪循環です。
どん底まで落ちると、スポンジも吸収するものがなくなり、ようやく私は少しずつ這い上がることができます。
ただ、どん底に落ちるのは早いのに、這い上がるには時間がかかります。
だから、なるべく落ちたくないのです。
でも私は落ちる時はどん底まで落ちないと這い上がれないらしく、中途半端に落ちてすぐに這い上がることができません。
不器用なんですね。
だから、私の心のスポンジは刃をどんどん吸収してしまうのです。
でも絶対に絶対に這い上がる。
そうやって私は今日もストレス社会を生きていきます。