連休は、ほとんど心身のリセットに使いました。
おかげで先週の不調が回復したので、気分転換に少し出かけることに。
今現在、私は愛知県名古屋市在住です。
愛知県瀬戸市で、瀬戸まつりというものがあり、そちらに行ってきました。
去年、おととしと、行くのは今回で3回目です。
1回目は、はじめてなのもあり、混雑にやられてあまり楽しめませんでした。
2回目は、リベンジを誓いましたが会場が広すぎてすべて見るのは疲れるのと、暑さにやられ、結局最大限には楽しめませんでした。
今年はその経験を活かし、暑さ対策を万全にし、主要な所のみ見ることで、最大限に楽しめました。
いくつかお気に入りも手に入れることができ、かなり充実したお祭りでした。
去年、一目惚れした金継ぎのグラスをお迎えしたのですが、そのグラスの作家さんが今年も出店していました。
そこに行くのを祭りの1番の目的にしていたのですが、その作家さんが私を覚えていてくれたのが、今回の収穫です。
去年は、グラスが外に飾ってあり値段がありませんでした。
いくらか聞いたところ、いくらなら買いますかとのこと。
そりゃお金を持っていれば高額を付けたい気持ちは山々でしたが、その時は自分の中の精一杯の金額を提示しました。
結果、10,000円から少し値引してもらい、9,000円で購入。
このやり取りを覚えていてくれたのだと思います。
去年はその方も駆け出しで値段の付いていないものばかりでしたが、今年はしっかりすべてに金額が付いていました。
その方が、
「安くしても良いけど、私はプライドを持って作品を作っているから、ある程度の金額を付けて、大事にしてもらいたいんです」
というようなことを言っていたのが今でも忘れられません。
ものを作り出すのは並大抵の努力でできるものではないと思います。
そこにプライドを持って取り組んでいるその方がかっこいいと思いました。
グラスは今でも大事に使っています。
その後、別な方が購入しようとしていたという話を聞きました。
それだけ、素敵な作品なのです。
今年はそんな再会もあり、新たな食器との出会いもあり、充実したお出かけでした。
私も誰かの心に響くような作品を作れたらいいなと思いました。